今更ですが新海誠監督の「秒速5センチメートル」を見ることができました。「君の名は」のテレビ初放送を記念した特番をレコーダーに残しっぱなしで放置していて、ようやく見たのです・・・。
映像は「ほしのこえ」の頃と同じく美術面がとても良い感じです。写実的な中に光の差し込み具合が重なって、とても美しい映像になっています。
ただ物語は・・・一途な主人公の男の子が遠距離恋愛しながら成長していって、ついにめでたく結ばれるのかと思いきや、その女の子は別の男性と新生活を始めていたという。しかも主人公は働いていく中で失恋も重なってか鬱っぽくなっていって仕事も辞めてしまったという、正直見ていて凹みました。こんな報われない終わり方ありかよーみたいな。
その後ネットで感想を探してみたところ、小説などで補完されていて最後は新しい生活に向かって歩き出す、みたいな感じになっているようですが、やっぱり映画だけ見るとそうは思えないです。しかもエンディングテーマが山崎まさよしの名曲「One more chance,one more time」と来たものですから余計に失った彼女の事が胸にグッと来てしまうように感じました。
この、何だか心に引っかかるような終わり方をわざとやっているんだとしたら、エンターテインメントなのに「そりゃないよ」と思いたくなりますよね。あー、でもこれって忘れられそうにない映画ですよ。こうなることを想定して作品作ってるんだとしたら、新海誠って嫌なやつ!と敢えて言いたい。ちくしょー。
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