小・中学校で同級生だった友人が結婚することになり、披露宴に招待されたので、土日を利用して実家に帰省した。
披露宴と、その後の二次会、三次会(二件目、三件目とも言う)で主役を含めて一緒にいた同級生たち。正直言って中学校を卒業してから疎遠になっていた奴が多かったけど、二人を祝福するために集まって、みんな笑顔で楽しく話していた。
実家では両親、兄夫婦、二人の姪がいて、とてもにぎやかで笑顔あふれる家庭がそこにはあった。晴れた日には、空の下で野菜・果物を栽培する畑を手入れする還暦を過ぎた父の姿。傍に行くと仕事、年金、体調のことを自分から色々と話してくれた。傍にいて顔を見ながら話していて、今更ながら思ったことだけど、孫が出来てから表情が柔らかくなったようだ。何と言うか・・・優しさがにじみ出るような表情だと思う。
父の手入れした畑、庭、それから家族の笑顔のどれをとっても、仕事に明け暮れて毎日を過ごす一人暮らしの自分にとっては眩しく見えた。
最終日、空港へ向かうために家を出たとき、晴れていたせいもあってか庭が輝いて見えた。そして今回の帰省で会ったみんなの笑顔を思い出して、大げさだけど、この世界は美しいと思った。もちろん、醜く思うときだってあるんだけど、それでもみんな誰かの笑顔を見たくて、この美しい世界を維持したくて一生懸命になるんじゃないんだろうか。そんなことをふと思った今回の帰省だった。
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