「家にある漫画を読もう」ということで今まで色々と読んできましたが、続いては最近(といってもだいぶ経ってるか)連載終了した「銀の匙」です。これも妻が「全巻セットで買おう」と言って妻のススメで買った漫画でした。
ちょうど買った頃には私はスラムダンク一気読みにハマっていた頃だったので、そのうち読もうかな・・・と思っていたのですが、上の子(六年生)が夢中になって読んでいました。多分全巻読み終わった後でも自分の部屋の机の上に漫画を積み上げて繰り返し繰り返し読んでいたようです。
そんなに面白いのか?とちょっと楽しみになったものの、作者は「鋼の錬金術師」が大ヒットした荒川弘。ハガレンは全巻読んでいてアニメも第一作・第二作ともに見ていたので面白さは疑わなかったんですけど・・・読んでみたらやっぱり面白かったです!
数多くの個性あふれる登場人物と暗い過去を抱えた主人公の対比、そして成長物語が気持ちいい。今まで知らなかった農業系の知識も結構豊富に描かれているし(入試問題に使われているらしいですね)、ところどころに入るギャグも最高。
と思っていたら突然の衝撃が。八軒が校長先生と対話するシーンで「八件君は逃げることに否定的なのですね」という台詞が出てきました。細かい文言は間違っていたらすみませんが、その後にも続いて「では、逃げた先で出会ったことも否定するのですか?」と質問されている台詞を読んで、私は頭を殴られたような衝撃を受けました。というのも、私自身がうつ病で仕事から逃げた経験をごく最近していたからです。
確かに、逃げた先で出会ったり知ったことまで否定出来るものじゃないよな・・・。色々な本を読んで得た知識だったり、家族と触れ合う時間だったり、株とか投資とか色々と試行錯誤していたことまで全て否定できるわけがない。ということは、逃げても良かったんだ、私。いやホント、このシーンを読んだだけでこの漫画を読んだ価値がありました。読んで本当によかった。
まだ全体の半分くらいまでしか読んでないけど、きっとこの先も色々あるんだろうな・・・と楽しみに読み進めていこうと思っているこの頃なのでした。そういえばアニメにもなってるから、そのうちAmazon primeで見てみようかな。
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